STEM分野に特化した世界唯一の専門職能者派遣業者SThreeは、2021年11月30日を終了日とする会計年度通期決算で、利益実績、純手数料とも過去最高を記録しました。
当社は、グループ全体で税引前利益6,000万ポンド、2020年比で111%増を達成しました。STEMスキルに対する需要の高まりと、焦点をしぼり戦略を実行したことがこの記録的な業績の原動力となりました。
純手数料も伸びており、前年比で19%増を達成。ドイツ、米国、オランダの3か国において前年比が大きく伸び、それぞれ23%、24%、19%増となり、グループ全体の純手数料の74%をこれら3か国が占めています。
同様に、契約社員の受注高も前年比で43%増となり、契約社員と正社員の純手数料はそれぞれ17%、24%増となりました。また、テクノロジー、ライフサイエンス、エンジニアリングの各セクターでもグループ全体として成長が見られました。
2020年は新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けたため、2019年比でも業績を測定したところ、通期の純手数料が2年前と比べ9%増加、ドイツ、米国、オランダの増加率は特に顕著です。さらに、調整後の税引前利益も2019年比で7%増を達成しました。
契約社員の受注高が堅調であることと、最近の取引高が予想を上回るものであることから、2022年の純手数料と利益は2桁台の伸びになるものと予想されます。
当社は、再生可能エネルギー事業の成長(2020年比で22%増を記録)を通じ、引き続きESGへの取り組みを行っており、この事業のシェアを2024年までに2019年時のものから倍増させるという目標を前倒しで達成しつつあります。また、2021年は、全世界で33,000人を超える人々の生活にポジティブな影響を与えました。

暫定CEOのティモ・レーネ(写真)は、次のように述べています。
「16年以上にわたりグループの一員として、最高の業績を収めてきた地域を統率してきた私にとり、暫定CEOに就任し、今後もグループが優れた業績をあげられるよう貢献できることは大変光栄です」
「111%増という過去最高の通期業績は、STEMとフレキシブルな働き方に焦点を当てた強固な戦略が、有能な経営陣と全世界の人材の懸命な働きのおかげで実行されていることを証明しています」
「2021年は市場が新型コロナウイルス感染症の影響から回復し、当社の主要市場のすべてでSTEMスキルに対する需要が高まりました。グリーンインフラを構築するエンジニアやデジタル変革を支える開発者、患者の生活を大きく変える次なる新薬の開発に携わる科学者など、22,000人を超える有能な人材を配置してきたことを誇りに思っています。また、ESGへの取り組みを通じて、本会計年度は33,000人を超える人々の生活に影響を与えることができました」
「契約社員市場においては、契約社員採用モデルに対する特定の需要がクライアント企業にあります。これは多くの国で当社が首位に立っている市場セグメントで、現在グループ全体の純手数料の32%を占めています」
「SThreeの未来には確信を持っています。勢いがありますし、当社が提供する人材に対しても需要が拡大しているため、2022年度は2桁台の成長が見込まれます。当社は理想の位置付けにあり、コロナ禍のような不測の事態にも対応できる能力を証明しました。今後も人材派遣モデルの展開に取り組んでいきます」
「2022年はインフラと人材へのさらなる投資に力を入れ、グループ全体の基盤を強化して今後の利ざや拡大に取り組みます。引き続き、当社成長の見通しは明るく、世界最高のSTEM市場における、STEM人材派遣業者のリーダー企業としての当社位置付けを守っていきます」
編集者への注意事項
SThree plcは有能な人材を集め、未来の礎を築いています。科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学(「STEM」)分野に特化した世界唯一の専門職能者派遣業者であり、14か国で9,000社以上の多様なクライアント企業に正社員および柔軟性のある契約社員を紹介しています。
当グループはテクノロジー、ライフサイエンス、エンジニアリング、銀行、金融の各セクターに、約2,700名のスタッフを擁しています。
SThree plcは、金融行為監督機構の公式リストのプレミアムセグメントで「STEM」というティッカーシンボルで取引されています。また、米国のレベルI ADRファシリティ(シンボル「SERTY」)を有しています。
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