STEM分野に特化した世界唯一の専門職能者派遣業者であるSThreeは、前年同期比(YoY)でグループの純手数料29%増を達成するなど、好調な2021年第3四半期(Q3)決算を発表しました。
2021年6月1日から2021年8月31日までの四半期決算で、事業規模が最も大きいドイツ、米国、オランダの3か国でそれぞれ純手数料35%、31%、24%増の大幅な伸びがあったことも示されています。
同様に、ドイツが33%、米国が26%を占めるなど、業績上位の5か国がグループ全体の純手数料の87%を占めています。
特筆すべきその他の点として、契約社員と正社員の純手数料が前年同期比でそれぞれ27%および36%増加しました。また、契約社員の受注高も2020年同期比で41%増となり、当社が参入しているSTEM市場の全体で有能な契約社員に対する高い需要が続いていることが浮き彫りになりました。
また、2020年第3四半期は新型コロナウイルス感染症の影響を最も大きく受けた四半期であることから、2019年のパンデミック前の水準とも比較しています。2019年と比較し、純手数料(11%)と契約社員受注高(20%)の両方が増加しています。ドイツ(22%)、米国(28%)、オランダ(8%)の純手数料も2年前の同期と比べて増加しています。
2019年と比較した2021年のグループの成長は、極めて好調な業績がその根底にあったこと、また、差別化されたSTEM重視のサービスが適切であったことを示しています。
CEOのマーク・ドーマンは、次のように述べています。
「本会計年度は年度はじめから業績に勢いがあり、2019年比で純手数料11%増を達成するなど、その状態が第3四半期まで続いています。STEMとフレキシブルな働き方という傾向変動を中心に見据えた当社戦略が、勢い付いた人材派遣市場とともにこの好調な業績に寄与しました。
「長期的かつ持続可能な成長を後押しするために、社員や人材獲得、インフラ、市場進出案への投資を加速させる計画があり、こうした投資を通じて本会計年度の残りの四半期は業績向上のペースがはやまりますが、その効果がフルにあらわれるのはFY22になりそうです。このことは、本四半期の好調な純手数料実績の達成や、今後の通常の勤務形態や年次休暇パターンへの復帰による影響と相まって、2021年6月の上方修正に続き通期でもコンセンサス予想を「大幅に」上回る利益が見込まれることを意味します」
「当社は戦略に沿った実行に焦点を当ててきました。その焦点が揺らいだことはありません。外部の状況がどうであれ、すべてのステークホルダーのために長期的な野心を継続的に達成していくことに全力を注いでいます」
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SThree plcは有能な人材を集め、未来の礎を築いています。科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学(「STEM」)分野に特化した世界唯一の専門職能者派遣業者であり、15か国で9,000社以上の多様なクライアント企業に正社員および柔軟性のある契約社員を紹介しています。
当グループはテクノロジー、ライフサイエンス、エンジニアリング、銀行、金融の各セクターに、約2,600名のスタッフを擁しています。
SThree plcは、金融行為監督機構の公式リストのプレミアムセグメントで「STEM」というティッカーシンボルで取引されています。また、米国のレベルI ADRファシリティ(シンボル「SERTY」)を有しています。
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