STEM分野に特化した世界唯一の専門職能者派遣業者であるSThreeは、2021年11月30日に終了した会計年度の業績について好調な結果を報告しました。当グループの通期(FY)純手数料は、前年比(YoY)19%増、2019年比9%増の3億5570万ポンドと、過去最高を記録しました。
STEMスキルに対する需要の高まりと当社戦略の実行がこの業績を牽引した形で、3四半期連続で20%超の成長を達成。第4四半期の純手数料は前年同期比25%増となりました。同様に、第4四半期の純手数料は、2019年比で16%増となっています。
特筆すべきその他の点として、当社の事業規模が最も大きいドイツ、米国、オランダでそれぞれ23%、24%、19%の純手数料増があり、前年同期比大幅増を達成したことが挙げられます。グループ全体の純手数料収入の74%をこれらの国々が占めています。
契約社員と正社員の純手数料も前年同期比でそれぞれ17%、24%増加し、契約社員の受注高も43%増加しています。
また、2020年の新型コロナ感染症の影響を考慮し、2019年のパンデミック前の水準とも業績を比較しました。当社の年度純手数料は、これまで過去最高の年度純手数料を達成した2019年比で9%増となりました。
当社の2019年比の成長率は、契約社員の受注高30%増によりさらに顕著なものとなっています。また、ドイツ(18%)、米国(26%)、オランダ(7%)の純手数料も、2年前の同期と比べて増加しています。
SThreeは強固な財務体質を維持しており、ネットキャッシュは2021年11月30日時点で、前年同時の5000万ポンドから5800万ポンドに増加しています。
最高経営責任者のマーク・ドーマンは、次のようにコメントしています。
「SThreeは、今年の最終四半期も好調な業績を収め、通期の純手数料は前年比19%増、対2019年比で9%増を達成しました。STEMとフレキシブルな働き方という傾向変動を中心に見据えた当社戦略が、この優れた業績を引き続き牽引しています」。
「当グループは、2021年9月に大幅に上方修正したコンセンサス予想通り、通期で過去最高益を達成する見込みです。こうした結果の達成に向け、非常に高いレジリエンスと生産性を発揮し、献身的に取り組んでいる社員の皆さんに心から感謝します。求職者に重要なキャリアチャンスを提供し、有能な人材を集めて未来の礎を築いているSThreeを誇りに思います」。
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SThree plcは有能な人材を集め、未来の礎を築いています。科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学(「STEM」)分野に特化した世界唯一の専門職能者派遣業者であり、15か国で9,000社以上の多様なクライアント企業に正社員および柔軟性のある契約社員をご紹介しています。
当グループは、テクノロジー、ライフサイエンス、エンジニアリング、銀行、金融の各セクターに、約2,600名のスタッフを擁しています。
SThree plcは、金融行為監督機構の公式リストのプレミアムセグメントで「STEM」というティッカーシンボルで取引されています。また、米国のレベルI ADRファシリティ(シンボル「SERTY」)を有しています。
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